ホームページをホームぺージ制作会社で作ってもらったらそれだけではダメなの?
という方も少なくないでしょう。
結論は、ダメなんです!
そこで、SEOの役割や仕組みについて基本的な事を解説したいと思います。
目次
1.SEOってなんのことなの?
SEOは、「Search Engine Optimization」という言葉の頭文字を取った略語です。
日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。
しかし、これだけでは何のことか分かりませんよね。少しずつひも解いていきましょう。
「検索エンジン」とは「インターネット上の様々なコンテンツを探すためのシステム」です。
ざっくり言えば「Yahoo!」や「Google」などの検索サービスのことです。何か調べたい言葉や、表示させたい画像やビデオがある時には、これらの検索サービスに該当する単語を打ち込みますよね?
するとその候補となる結果が画面に表示されます。
例えば「京都旅行」と検索すれば、旅行会社の情報や京都のおすすめスポットなどが表示されます。
でも、検索エンジンを使ったことがある方なら分かると思いますが、何かを検索すると膨大な量のサイトが、何ページにもわたって検索エンジンで表示されます。
ユーザーは表示されたサイトの中から、自分が見たいと思うものを選んで訪問します。
SEOとは、こうした検索エンジン(Yahoo!やGoogle)で、自社のホームページを1ページ目、さらに言えば上の方に表示させるための対策をすることです。
言い方を変えれば、「膨大な量のサイトの中で自社のサイトをより目立たせること」です。

SEOを行うべき理由
企業が自社サイトを作るのは販売促進のためです。
ホームページを見てもらえれば、自社商品や、サービスについて知ってもらえますし、うまくいけばサイト訪問者は商品を購入したり契約してくれるかもしれません。あるいは、そこまでいかなくても少なからず興味を持ってもらえ、それが将来的に会社の利益につながる可能性はあります。
しかし、せっかくホームページを作っても、それを見てもらえなければ意味はありません。
先述の通り、検索エンジンには膨大な量のサイトが検索結果として表示されます。でもネットユーザーは表示されるサイトすべてを見ることはありません。おそらく1ページ目に表示されるサイトを上から2,3ページ見るくらいでしょう。よほど細かな情報を得ようと思っているのではない限り、ほとんどの人はそれで満足してしまいます。
もし、ある会社のサイトがGoogleの5ページ目以降に、表示されるとしたらどうなるでしょうか?
恐らく、ほんのわずかのユーザーしかサイトを見てくれないでしょう。
実際「Internet Marketing Ninjas」のデータによると、1ページ目に表示されたサイトのうち訪問してもらえる率は、1位で21.12%、2位で約10.65%、3位7.57%、4位4.66%…と、下位にいくにつれ低くなっています。
参照元:NINJAS
つまり、上位表示されなければ、サイトを見てもらいにくいということです。
そのホームページの質がどんなによくても関係ありません。
「目立たなければ見てもらえない」のです。
「料理はすごくおいしいのに、店が目立たないので客がいないレストラン」のようなものです。
これではあまりに残念ですよね。
ここにSEOを行うべき理由があります。
SEOを施すことによってサイトを目立たせればサイト訪問者は増え、会社の売り上げもアップしやすくなります。レストランの例えで言えば、看板やマスコットを使ってお店の存在をアピールしてお客を増やすようなものです。
2.Googleの検索順位はどうやって決まるの?
現在のSEO対策は基本的にGoogleを対象にして行います。
検索エンジンはGoogle以外にもありますが、かなりの人はGoogleを使っていますし、Yahoo!のようにGoogleのアルゴリズムを借りている検索エンジンもあり、日本ではそのシェア率は90%を超えているためです。
順位 | 検索エンジン | シェア率(%) |
---|---|---|
1位 | 76.29 | |
2位 | Yahoo | 15.51 |
合計 | 91.8 |
参照元:statcounter
ではGoogleでは、どのようにしてサイトの検索順位が決まっているのでしょうか?
結論から言えば、はっきりとしたことはGoogleは公表していないため分かりません。
多くのSEO業者やコンサルタントがアルゴリズムを検証していて、ある程度の推測はできますがすべての詳細までは分かりません。

しかし、以下のおおまかなプロセスを経て順位が決定するのは分かっています。
より詳しい情報は、Googleの公式ページで説明されていますが、まとめるなら「ネット上にあるサイトを一通り認識して、問題がなければ検索結果として表示できるように登録し、Googleのアルゴリズムに合わせて日々ランキング付けしていく」というプロセスです。
ラーメン店で例えるなら、ラーメン雑誌の編集者が全国のラーメン店に行って試食し、問題なければそのお店をラーメンカタログの中に登録し、最終的に「おすすめラーメン店ランキング」を作るようなものです。
3.SEOの仕組み(内部対策と外部対策)
Googleの検索表示の仕組みがおおまかに分かったところで、SEOの仕組みを見ていきましょう。
SEOは大きく分けて「内部対策」と「外部対策」とに分けることができます。それぞれの特徴を説明します。

内部対策
内部対策とは上述した「クロール」と「インデックス」の対策(最適化)をすることです。つまりGoogleに自社ホームページを正しく認識してもらって登録してもらうための対策です。
クロールの最適化方法
Googleにサイトを効率的に認識してもらうためには以下のような方法が取れます。
サイトマップ送信と更新
サイトマップとは自社サイトの構造を分かりやすくまとめたものですが、それをGoogle側に送信することでサイトの存在を効率的に認識してもらいやすくなります。
オープンしたばかりの無名のラーメン店が、ラーメン雑誌に「アピールポイントを強調しながらオープンしたことを伝える」ようなものです。新しいページを公開する時はサイトマップを更新して、Googleによる認識を促進します。
「パンくずリスト」の設置
パンくずリストとは「ホーム>よくある質問>○○」といったように、サイト訪問者が今いるページがどこなのかを視認しやすくしたリストです。
このリストを作るには当然、各ページを体系的に整理することになりますが、そうすることでGoogleはサイト内部を「巡回」しやすくなり、より効率的にサイトをアピールできます。言ってみれば、ラーメン店が分かりやすいメニューを作るようなものです。
内部リンク
サイト内のあるページから別のページに飛ばすためのリンクを貼ることです。「~に関してはこちらも参照してください」という感じでサイト内の別のページに飛んでもらうことで、Googleがそのリンクを伝って効率的にサイトを巡回してくれます。
例えるなら「醤油ラーメン」と書かれている場所に、小さな文字で「トッピングは裏面をご覧ください」と書くようなものです。
インデックスの最適化方法
インデックスとは、Googleによるデータベースへの登録プロセスのことですが、きちんと登録されるためには「見出し」や「リンク」、「箇条書きした項目」など、サイトページのデザインをしっかり伝えなければいけません。そのためには以下のような方法が必要です。
タグの使用
「どの部分が見出しで、どれが箇条書きしている部分なのか」といった内容をGoogleに伝えるために、<li>や<p>などのタグを随時使います。
基本的にクロールやインデックスは人間ではなくコンピュータプログラムが行うので、コンピュータがしっかり認識できるようにこういったタグを使わなければなりません。
外部対策
SEOの内部対策は、サイトの内部構造などを対象に行うものに対して、外部対策は外部サイトとの関連性を意識して行われる対策のことです。具体的には以下のような点があげられます。
被リンク
被リンクとは、外部サイトに自社サイトへつながるリンクを貼ってもらうことです。たくさんのサイトからリンク先に指定されているサイトは「信頼性が高いサイト」として認識されやすいです。また、外部リンクの多さはGoogleがそのサイトをクロールする窓口が増えることも意味するので、被リンクは間接的に内部SEOに通じるところもあります。
4 .まとめ
今回は、SEO対策の必要性やその具体的な内容について説明しました。
SEOはGoogleの検索表示で上位表示されるための対策です。SEO対策をすることによって自社サイトへの訪問客が増え、それが会員登録や商品購入、サービス契約などのコンバージョンにつながります。
でもSEOを全部自前でやるのは大変ですから、プロの業者に相談するのがベターです。SEO業者はたくさん存在しますが、どの業者に依頼すれば良いのかを探すのが大変ですよね?
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