Web広告には手は出したもののなんか上手く行っていない。。。という雰囲気になってはいないでしょうか?実は、Web広告を始めた方の約8割が「上手くいかない。。。」と感じているそうです。
この記事ではその原因と対策について紹介します。
目次
なぜ上手く行かないのか
商品をネット上で販売するにあたり、商品の魅力はもちろん重要ですし流行り廃りもありますが、Web広告を利用しての販売で一番商品の売れ行きに作用するのは「広告主の考え方」です。
では、どのような考え方があるのか、解説していきます。
時代の変化による移り変わり
昔はチラシや雑誌広告、フリーペーパーなどの紙媒体が主流でした。
この紙媒体は「出せば見込み客に情報を届けられる」広告でした。
しかし、ネットの発達とともに新聞やフリーペーパーなどが衰退し、情報をパソコンやスマホなどの端末一つで手に入れられる時代になり、紙媒体での広告を出しても、読まれず廃棄されることも増えました。
また、映画やテレビドラマのサブスクリプションサービスの台頭によりテレビCMでさえも見ないユーザーが増えつつあり、今後も紙媒体広告のリース数が減少して行くのは間違いないです。
これからの時代はただ、広告を出すのではなく「いかに見込み客に届くような広告を適切な媒体に打てるか」が重要になっているのです。
「マーケティング」への理解
では、効率良く広告を届けるためにどうすれば良いのか?という疑問を解決しようとする考え方が「マーケティング」です。
一概にマーケティングと言っても様々な手法、考え方がありますが、Web広告で重要なマーケティングはエンドユーザーを理解する事です。つまり、実際に商品やサービスを使用してもらうターゲット層を理解しなければなりません。
しかし、近年このエンドユーザーへの理解は安易にできるものではなくなっています。
「インフルエンサー」の台頭により「あの人が紹介してたから使ってみよう!」というユーザーがとても多いので、自分の趣味嗜好ではない部分で興味を持つことが起こりうるからです。
こうなってきてしまっては、過去の顧客データや成功方法でマーケティングをしてもなかなか上手く行きません。あらゆる過去のデータ、成功方法を元に現代に合わせてカスタマイズし続けなければなりません。
そこで行っていくのが「テストマーケティング」です。
成功確率を上げるテストマーケティング方法
テストマーケティングといえば、異なるLPを比較していくものや小予算でのお試し広告等が思い浮かぶと思います。
間違いはありませんのでこちらで続けられる人もいると思いますが、Web広告で成功するためには別の方法がおすすめです。
Web広告でのテストマーケティングにおいて、重要なのは「商品の特徴を売る」のではなく「商品サービスを買ってくれるユーザーを見つける」ことです。
そして、ユーザーの絞り込みが出来れば「購買意欲を刺激できるようにブラッシュアップしていく」。この流れがWeb広告ではとても重要になります。
例えば1番最初に目に入るファーストビューでの訴求を3パターン用意しユーザーの反応を比較していきましょう。
1部分だけですから大きな差はないかもしれませんが、1,000クリック見込める媒体だとすると、成約率が0.5%向上するだけで5件の差が出てきます。
小さな差ではありますが、ゆくゆく大きな差を生むことになります。
ファーストビュー3パターンだけでもこれ位の差は出てきますので、ユーザーに合わせてブラッシュアップしてくことで効果は未知数といえるでしょう。
お試し価格でさえも重要なテストマーケティング
お試し価格として商品サービスを売り込む場合、多くの広告主が「安ければ安いほどいい」と思いがちですが、、、、違います。
物やサービスには「適正価格」というものがあり、趣味嗜好が多様化し、情報が多く入る現代社会では「安い」だけでは通用しません。
安すぎると品質不安や横行するコピー商品かもしれないというユーザーの不安を生みますし、高すぎれば購入はしてくれません。
広告を始める前に異なる金額パターンでのテストマーケティングを必ず行いましょう。
テストマーケティングは1回で結果につながるものではありません。何回もテストマーケティングを繰り返し、商品サービスに合った広告を作っていきましょう。
広告費用の上手な振り分け方
ここまでテストマーケティングの重要性をお伝えしましたが、続いては予算の振り分けです。
多くの方が成功を急ぐあまり最初から予算の半分以上をつぎ込むことがありますが、焦りは禁物です。
段階を踏み、複数回のテストマーケティング、本番としていく場合は本番に一番予算を掛けましょう。少ない予算で成功しなかったテストマーケティングが、大きな金額を掛けたからといって成功するわけではありません。
大切なのはもちろん本番なので、少ない予算でのテストマーケティングを繰り返し広告をブラッシュアップしていき本番に備えます。
「段階を踏む」「ブラッシュアップして行く」ということはWeb広告だからできるのです。テレビCM、チラシではそうはいきません。大きな予算を最初に掛けなければなりません。Web広告だからこそできる特徴を生かしていきましょう。
データ集計を活用していく
ライバルの状況や大きな検索結果を常に把握や確認をしキーワード、LPのブラッシュアップにつなげてください。
クリック数や閲覧数だけでなく、性別や年齢層をデータで集計できる解析ツールを利用して行くのが大事です。
データ集計を確認しつつ、テストマーケティングを行い、データの傾向から本番での訴求方針を決めていくことが大切です。
データ分析が大事です。
まとめ
以上が「広告代理店が実施しているWeb広告の手法」です。
・エンドユーザーへの理解
・テストマーケティングの重要性
に重きをおいてより良い広告を作っていきましょう。
テストマーケティングの中できっと商品やサービスに合った手法が見つかるはずです。
弊社ではテストマーケティングを含め広告サービスを積極的に支援しています。
少しでも興味のある方はご相談から受け付けておりますのでぜひご連絡ください!
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