楽天市場への出店を目指している人にとって、気になるのが出店の方法や費用についてですよね。
「楽天市場に出店したら、月額どのくらいかかるの?」「そもそも出店するには、何をしなくてはならない?」などさまざまな疑問があると思います。
ここでは、そんな楽天市場への出店方法や費用について紹介します。これから楽天市場への出店を考えている方はぜひご一読ください。
目次
楽天市場への出店費用
楽天市場の出店にかかる費用はどのくらいなのか。出店プラン別に紹介します。
1.がんばれ!プラン
月額出店料が一番安いプラン。
年間一括払いで、月額出店料がわずか1万9,500円(税別)に抑えられます。システム利用料も、月間売上高の3.5~7.0%(税別)。
目標月商が50万円、予想客単価が3,000円以内の場合、売上に対する月額費用は6万4,550円です。内訳は以下のようになります。
売り上げに対する月額費用の内訳
①システム利用料(パソコン)……1万3,000円
②システム利用料(モバイル)……2万1,000円
③システムサービス利用料金(楽天ポイント原資)……4,750円
④システムサービス利用料金(安全性・利便性向上のため)……500円
⑤システムサービス利用料金(アフィリエイト利用料)……7,800円
⑥楽天ペイ(楽天市場決済)利用料……17,500円
月額出店料と合わせて、月額8万4,050円かかる計算となります。
2.スタンダードプラン
ランニングコストが割安のプラン。
月額出店料は、50,000万円(税別)。半年ごとの2回分割払いとなっています。システム利用料は、月間売上高の2.0~4.5%(税別)。「がんばれ!プラン」よりもお得です。
目標月商が50万円、予想客単価が3,000円以内の場合、売上に対する月額費用は5万2,050円。売り上げに対する月額費用の内訳は以下となります。
売り上げに対する月額費用の内訳
①システム利用料(パソコン)……8,000円
②システム利用料(モバイル)……13,500円
③システムサービス利用料金(楽天ポイント原資)……4,750円
④システムサービス利用料金(安全性・利便性向上のため)……500円
⑤システムサービス利用料金(アフィリエイト利用料)……7,800円
⑥楽天ペイ(楽天市場決済)利用料……17,500円
月額出店料と合わせて、月10万2,050円という計算になります。
3.メガショッププラン
商品数や画像の数が多い業者向けのプラン。月額出店料は月10万円(税別)。
半年ごとの、2回分割払いです。
システム利用料は、スタンダードプラント同じ毎月の売上高の2.0~4.5%(税別)。
目標月商が50万円、予想客単価が3,000円以内の場合、売上に対する月額費用は5万2,050円です。売上に対する月額費用の内訳は、スタンダードプランと同じになります。
合わせて、月額費用は15万2,050円です。
すべてのプラン、上記とは別に初期登録費用として6万円(税別)がかかります。
楽天市場への出店の手順・流れ
楽天市場上での出店の流れを紹介します。
1.出店申し込み
会社情報、店舗運営責任者情報を登録して、書類を提出し、出店申し込みをします。
出店審査を通過したら出店可能です。
RMS(Rakuten Merchant Server)のアカウントが発行され、RMS(楽天市場に出店するときに商品登録などに使用するシステム)を利用できるようになります。
RMSには、受注作業や顧客管理、TOPや商品ページの作成、分析・改善などの機能が備わっています。
2.開店準備
開店準備を行い、開店前審査を受けます。審査に合格したら、ショップのオープンが可能です。
開店準備では具体的に以下のような事柄を行います。
【STEP1. 事前の準備】
店舗オープンのために、「配送業者さまとのご契約」「連絡先のご用意」「出店料のお振込み」といった必要な手続きを行います。
手続き完了後、決済について、店舗運営ルール検定試験について、セキュリティ対策、オープン審査といった事柄について理解していきます。
【STEP2. 店舗情報の登録】
店舗オープンのために必要な情報を登録していきます。
【STEP3. 商品ページの登録】
RMSにログインして、商品ページを登録していきます。
商品管理番号、商品名、販売価格や商品の説明文と画像などを入力していきます。
【STEP4. TOPページの登録】
TOPページの登録を行います。
【STEP5. スマートフォンページの登録】
スマートフォン用のページを登録します。
現在、楽天では7割を超える人たちがスマートフォン経由で買い物をしています。
そのため、スマホページにも力を入れていきましょう。
【STEP6. 店舗運営準備】
店舗運営のための流れを理解していきます。
商品キャンセルや変更、ショップからの注文確認メールなど問題がないかチェックしていきましょう。
【STEP7. オープン審査準備】
オープン審査依頼を出して、オープン審査を受けます。
審査に合格すると、晴れて開店となります。
3.ショップオープン
審査合格後、ショップがオープンすると、運営作業が始まります。
ショップを運営しはじめたら、思うように集客できない、売上が上がらないなど、さまざまな壁にぶつかると思います。その場合、分析機能を使って改善することをおすすめします。
RMSには、以下のような機能が備わっています。
RMSの分析機能
①店舗チェックシート
店舗チェックシートでは10種類の評価の確認ができます。
低評価となっている項目について、重点的に改善していきましょう。
②店舗カルテ
当月の売上、アクセス人数、転換率、客単価などの項目について確認できます。
各データを分析、現状を把握し、売上アップのための施策を講じていきましょう。
③アクセス分析
アクセス分析では、どれくらいのアクセスがあるのかなどを商品や日ごとにチェックできます。
またどの検索キーワードからのアクセスが多いかなどを確認することで、お客様が自社の店舗に何を求めているかなどが分かります。
④売上分析
最新の売上データ等を検索できます。
また時間帯別や商品別といった売上データも確認できます。
⑤顧客データ
店舗を利用してくれたお客様のデータを確認できます。氏名やメールアドレスなどでの検索も可能。
リピーターがどのくらいいるかなどの把握に役立ちます。
⑥売上改善アクション
商品別の検索キーワードや商品別特典設定などをチェックできます。これらの機能を使って、改善すべき事項が見つけやすくなります。
ほかにも、ECコンサルタントに相談して、お店の課題や解決策を探るといった方法もあります。コールセンターでも操作方法などの運営をサポートしてくれるので、分からないことがあったらすぐさま相談しましょう。
ECサイト制作にかかる期間や手順
ここでは、ECサイト制作にかかる期間や手順、注意点について解説します。
ECサイトを制作したい、と思っても「どのくらい制作期間がかかるのだろう」「どのようにして制作するのだろう」などと考える人もいると思います。ECサイト構築を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
楽天市場に出店して、自社商品を多くの方に届けよう
楽天市場への出店費用や出店の流れについてお伝えしました。
日本最大級のECモールである楽天市場。
たくさんの人が利用していることからも、大勢の方に自社の商品を知ってもらえるチャンスとなりそうですよね。
楽天市場はリアル店舗を出店するよりも安価な値段で、全国各地の人たちに商品を発送できます。
ぜひ自社の商品を広めたいという方は、楽天市場への出店も考えてみてください。
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2021年7月 初稿
2022年3月 リライト