月10件以上の予約を生む!歯科医院のためのLINE活用術と成功事例

最近、LINEで医院に予約できる歯科医院が増えてきたことに気づいていますか?
「電話するのは面倒だし」「忙しいからメールは返しづらい」と感じている患者にとって、いつものLINEで予約できるのはとてもラクで魅力的です。

また、医院側としても「電話に出られなかった」「伝達ミスがあった」といったストレスを減らせることから、LINE予約は今まさに注目すべき集客手段になっています。

本記事では、LINE予約がなぜ効果的なのか、その導入ステップや運用方法、成功事例までを解説します。

なぜ今、歯科医院でLINE予約が注目されているのか?

① 使いやすさと反応率の高さが圧倒的

Q. なぜLINE予約が今、歯科医院で注目されているの?
A. すでに使い慣れたLINEで予約が完結するので、患者にとって安心で、既読率も高く、返信も手軽だからです。

解説

使い慣れたコミュニケーションツール

LINEなら新しくアプリを入れる必要もなく、ボタン一つで予約できる安心感があります。

既読率90%超えの実績

メールでは読まれないことが多くても、LINEならほとんどが既読に。

やりとりのストレスが少ない

「忙しいけどLINEなら返信しやすい」と感じる患者が多く、予約完了率が高まります。

この安心感と手軽さこそ、LINE予約の最大の魅力です。

② 電話予約が抱える3つの課題を解決できる

Q. 電話予約のどんな問題を解決できるの?
A. 診療中の応答不可、電話に抵抗感、伝達ミスの3つをLINEが解決できます。

解説

診療中は電話に出られない

出られないまま患者を逃がす機会損失

電話予約の心理的ハードル

「忙しいかな」「迷惑に思われないかな」と尻込みする人も

予約内容の聞き間違い・記録ミス

穴や勘違いが生じやすい

LINE予約なら患者が自分のタイミングで入力でき、履歴も残るため、機会損失・ストレス・ミスが劇的に減ります。

③ 顧客との接点を継続できる“運用型ツール”になる

Q. LINEアカウントはただの予約受付だけじゃないの?
A. 再診リマインド・休診案内などを自動配信できる“運用型”ツールになり、患者との関係を維持する強力な仕組みになります。

解説

自動配信で接点を保つ

半年後検診、再来院リマインド、年末のご挨拶などを自動で送信

信頼感とリピート促進

「忘れられない医院」として患者に定着

キャンセル減・予約率増

リマインド一通でドタキャン防止や再予約率の向上が期待できます

歯科医院がLINEで予約を増やすための導入ステップ

ステップ1|LINE公式アカウントの開設と初期設定

Q.どうやってLINE公式アカウントを開設し、予約に使えるように設定する?
A. 個人アカウントではなく「LINE公式アカウント」を作り、基本情報・予約リンク・自動応答を整え、スタッフでも扱いやすい環境を整備します。

解説

アカウント開設

LINE公式アカウントに登録し、「歯科医院」カテゴリを選びます。

基本設定

医院名/住所/電話番号/診療時間/休診日の記載など。予約リンク(URLやオーダーフォーム)をプロフィールに明示。

自動応答設定

例えば「初診希望」「再診」「時間変更」などのキーワードに応じて自動返信メッセージを設置。

業務フローへの組み込み

スタッフにLINEの運用手順を落とし込み、確認・対応ルールを共有します。

ステップ2|LINE予約の仕組みを整える

Q. どんな形で予約を受け付ければいい?
A. LINE単体か、フォーム連携、専用システム導入のいずれかで予約受付を実装し、受付から登録までのフローを自動化します。

解説

単体受け付け

スタッフが手動で返信・スケジュール調整

フォーム連携

Googleフォームや自社のフォームに誘導し、自動受信と履歴管理

予約システム連携

hotdocなどの予約ツールとAPI連携でスケジュールが自動入力

自動応答テンプレ例

「初診の方はこちら」→対応時間とURLを送信

業務連携

予約内容はカルテやスケジュールと連携して自然なスタッフ対応へ

ステップ3|患者にLINE登録してもらう導線設計

Q. どうやって患者にLINE登録してもらえばいい?
A. ホームページ/SNS/Googleビジネス・院内ポスター・診察券・受付会話まで幅広くQRと案内文を設置します。

解説

オンライン導線

HP・SNS・GMBにQRコード付バナーを設置

院内導線

受付にQR付きポスター、診察券の裏面に案内文

口頭案内

「登録でリマインドが届きます」と受付や診療後に伝える

インセンティブ事例

「LINE登録で歯ブラシプレゼント」「初回検診10%OFF」などを案内

再来院・リピートを促すLINE活用法

① 自動配信で“忘れられない医院”に

Q. LINEは予約だけでなく、どんな風に患者と繋がれるの?
A. 定期検診の自動リマインドや再診案内を自動化し、医院と患者の「繋がり」を保つ仕組みになります。

解説

検診リマインド

「半年検診のご案内」は日付登録後6ヶ月後に自動送信。

来院お礼&再診誘導

「ご来院ありがとう」のメッセージに次回リマインド誘導を付ける。

結果

リマインドでの再来率25%アップ、キャンセル率減、医院への信頼感増に直結。

② クーポンや診療情報の発信で接触頻度を保つ

Q. メッセージはどう使えば続けて見てもらえるの?
A. 自費治療やホワイトニング情報、LINE限定キャンペーン・モニター募集情報など有益な内容を届けることで、フォロー率を高める接点になります。

解説

配信例

「春のホワイトニング割引」「子ども向けフッ素キャンペーン」

頻度目安

月1~2回程度。過剰配信はスルー・ブロックのリスクあり。

NG例

「毎日通知」「成果実績だけの投稿」「強引な販促」は避けましょう。

③ 休診日・診療時間変更の情報提供で“信頼性UP”

Q. 休診案内や診療変更もLINEでやる意味ある?
A. ホームページより即時性が高く、患者の信頼を得る情報拠点として有効です。

解説

休診

変更はLINEで配信することで、休日に告知しても確実に見てもらえる

リアルタイム性

急遽休診になったときも、LINEで即通知

結果

受信遅れによる来院トラブルが激減、院内で「情報が行き届いている」と好評に

LINE活用における不安とその解消法

①「LINEは若者向けでは?」という誤解

Q. 高齢の患者にもLINEは通じる?
A. 実際は40〜60代の利用率も非常に高く、家族が予約するケースも多いため、全年代に効果的です。

解説

データ上、60代利用者も増加中。
家族(子供・親)経由での予約も多く、結果的に幅広い世代と接点を持てます。

②「個人情報の管理が心配」

Q. LINEで予約すると個人情報が心配。安全性は?
A. LINE公式アカウントはPマーク取得企業のインフラ。外部予約システム導入でさらにセキュリティ強化ができます。

解説

Pマーク取得済

医療関連業者にも採用されている信頼性あり

専用予約システム連携

情報は暗号化されてサーバー管理され、ログも管理されます

③「導入や運用が面倒なのでは?」

Q. スタッフの負担が心配。どれくらい手間?
A. テンプレート化と自動応答設計で、最小限の手間で最大効果を得られる体制にできます。

解説

  • テンプレ文例を用意し各種自動返信を設置
  • 配信予約機能で配信日時を前もって設定
  • LINE運用担当者を1名つけるだけで習慣化し、成果が安定します

実際に成果が出た歯科医院のLINE活用事例

事例①:LINE導入後、月間予約数が12件→30件に増加

Q. 実際に予約数はどれくらい変わる?
A. 自動応答+リマインド施策で、月間予約数が12件 → 30件と2.5倍近く増えた医院があります。

解説

主婦層・20代に好評

忙しくてもLINEなら返信がすぐできるため

直前キャンセル減

リマインドでキャンセル率も大幅減少

事例②:定期検診率が向上し、リピート収益増加

Q. リマインド機能は効果ある?
A. 自動化することで、ハガキDMと比べて圧倒的に低コストで、再来院率が25%向上しました。

解説

  • DM郵送費や人件費の大幅削減
  • 「半年検診を忘れていた」という患者を自動的に呼び戻す構造

事例③:ホワイトニング案内のLINE配信で自費治療が増加

Q. 自費治療の案内にも使える?
A. LINE限定キャンペーンで問い合わせが月10件以上増え、自費率向上にも成功しました。

解説

スタッフからの親しみやすい案内

「院長が体験しました!」と自然なトーンで

反応率50%超

配信後、3日以内に反応率50%という記録も出ています

FAQ

Q. 歯科でLINEを使うメリットは?
A. 予約のしやすさ、患者との継続的な接点の確保、再来院率の向上、スタッフの手間削減など、多くのメリットがあります。
Q. 個人情報管理は大丈夫?
A. はい。LINE公式アカウントはPマーク企業のインフラを利用しており、予約システムとの連携でセキュリティも確保されます。
Q. LINE登録を増やすにはどうすれば?
A. 院内掲示や診察券、ホームページ・SNS・GoogleビジネスプロフィールにQRコードと案内文を設置し、口頭でも案内しましょう。
Q. 高齢層の患者にも効果がありますか?
A. はい。60代以上でもLINE利用率は高く、加えて家族代理の利用もありますので、全年代で効果的です。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A. LINE公式アカウントは無料プランでも使用できますが、有料プラン(月5,000~10,000円程度)を使えばメッセージ数や予約機能が充実します。

まとめ

「電話予約は面倒」「診療時間外に連絡したい」と思っている患者さんにとって、LINE予約はとても便利な手段です。
なじみのあるLINEでやり取りできるからこそ、気軽に予約ができて、医院へのハードルもぐっと下がります。

一方、医院側にとっても、予約対応の手間が減り、直前キャンセルのリスクも下がるなど、多くのメリットがあります。
さらに、LINEは“予約ツール”にとどまらず、検診のお知らせや休診日の連絡など、患者とのつながりを継続できる「運用型の接点」として活用できるのも魅力です。

これまで「難しそう」「うちはまだ早いかも」と感じていた医院こそ、まずは小さく始めてみてください。
思っている以上に簡単に導入できて、患者さんにも喜ばれ、医院の“信頼感”にもつながるはずです。

“選ばれる医院”になる第一歩として、LINE活用はとても有効な手段です。
ぜひ、今日から始めてみませんか?

筒井 章年

Web制作歴27年。1,000サイト以上のWeb集客のサポート経験を持つ。 その経験で得た知識や経験でWeb集客の立案やコンサルティングを担当しています。集客問題を解決できるノウハウをわかりやすくご紹介いたします!

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