この記事では「SEO対策に効果的な内部リンクを設定する方法」をご紹介します!
SEO対策を行うのであれば、「内部リンク」を最適化することが重要です。
内部リンクを正しく理解して適切に設置することで、検索順位の上位化が期待できます。
- 内部リンクって何?
- なぜSEOと内部リンクが関係あるの?
- どこにどうやって設置すれば良いの?
このような疑問をお持ちの方に、効果的な内部リンクの貼り方や注意点をわかりやすく解説していきます。
目次
内部リンクとは?
内部リンクとは、自サイト内のページを繋ぐリンクのことを呼びます。
逆に、他のサイトへ飛ばすリンクのことを外部リンクと言います。
ページを探しにくい・関連するコンテンツからたどりにくい等の問題があるサイトは、この内部リンクを上手に設置できていない可能性があり、ユーザーの利便性が損なわれます。
それだけでなく、内部リンクはSEOとも密接な関係があるので、内部リンクの重要性をしっかり理解していきましょう。
内部リンクとSEOの関係性
ネット上にはクローラーという検索ロボットがあります。このクローラーがサイトを巡回して情報を持ち帰り、サイトを評価して表示順位が決められています。
クローラーはリンクを辿る性質があり、このリンクによってサイト内のページを移動します。その為、適切に内部リンクが貼られているサイトはクロールされやすくなり、SEOで良い評価をしてもらえる可能性が高まります。
ただし、とにかく内部リンクを設置すればいいというものではありません!
SEOに効果があるからといって、サイト内の関連性が無いページへもむやみにリンクを貼るのはNGです。こうした不自然な内部リンクが増えれば、検索エンジンからペナルティ判定を受ける可能性があるので注意が必要です。
あくまでも、ページ同士の関連性を考慮してリンクさせることが重要です。
内部リンク最適化の4つポイント
内部リンクを効果的に設置するには、以下の4点に気を付けましょう!
- サイト内の関連するページへリンクさせる
- リンクはページ同士を相互に繋げる
- リンク先の内容と一致するアンカーテキストにする
- 重要なページに内部リンクを集める
それぞれ詳しく見ていきましょう!
【ポイント1】サイト内の関連するページへリンクさせる
内部リンクを設置する際は、リンク元ページとリンク先ページの関連性を重視する必要があります。
関連するページの内部リンクを貼ることで、ユーザーは目的の情報を見つけやすくなり、サイト内の回遊率が上がってユーザビリティの向上が期待できます。
これによってユーザーの平均セッション時間が上がり、サイトパフォーマンスが良くなることで、検索エンジンからの評価が上がりさらなる上位化が期待できるようになります。
【ポイント2】リンクはページ同士を相互に繋げる
先に述べた通り、クローラーは内部リンクをたどってサイトを巡回していくため、一方通行のリンクでは行き止まりが生じます。ユーザーの離脱率や直帰率も上がってしまうでしょう。
さらに、どこからも内部リンクが貼られていない孤立したページは、クローラーから認識されにくくなります。そのため重要ではないページと判断され、インデックスされない事態となります。
内部リンクは、必ず相互に繋げましょう。
【ポイント3】リンク先の内容と一致するアンカーテキストにする
「アンカーテキスト」とは、aタグで囲んだテキストのことです。
よくあるNG例ですが、「詳しくはこちら」等の文言でリンクを貼るのは避けてください!
アンカーテキストは、検索エンジンに対してリンク先ページの内容を伝える役割を担っているため、「詳しくはこちら」等の漠然としたワードでは効果的なリンクになりません。
内部リンクを貼るときは、アンカーテキストの文言とリンク先のコンテンツの内容を一致させましょう。具体的には、リンク先のページタイトルをそのままアンカーテキストの文言にすることをおすすめします。
【ポイント4】重要なページに内部リンクを集める
内部リンクは評価を高めたいページに対して集中して貼ることが大切です。
検索エンジンは、ページの内部リンクの数をページ重要度の判定の一つとしており、内部リンクが多く貼られているページは、重要なページであると判断され検索順位の上昇に繋がります。
サイト名で検索した時にトップページが1番に表示されるのは、最も内部リンクを受けているからです。
ただし、繰り返しとなりますが関連性のないのリンクは評価を落としますのでやめましょう。
効果的な内部リンクの設置場所
具体的にサイト内のどこへ内部リンクを貼るのが適切なのか紹介します。
当サイトの表示例とともに詳しく見ていきましょう!
- ナビゲーション(ヘッダー・サイド・フッター)
- パンくずリスト
- サイトマップ
- ページ本文
ナビゲーション(ヘッダー・サイド・フッター)
ヘッダー・サイド・フッターは全ページに共通で設置されているナビゲーションです。
サイトの主要なページを表示させることができ、探しているページがあるユーザーはナビゲーションからページを辿っていくので重要なリンクです。
ヘッダー(グローバルナビゲーション)
サイドメニュー
フッター
パンくずリスト
パンくずリストとは、上位の階層から順にリスト表示しているもので、ユーザーがサイト内の現在位置を把握するのに役立ちます。パンくずリストを見れば、どのカテゴリーに属するページなのか直感的に理解できます。
ユーザーだけでなくクローラーの巡回しやすさも向上するため、検索エンジンにサイトの構造を正しく伝えることができます。
サイトマップ
サイト内のすべてのページの構成をリストでまとめたページのことを、サイトマップといいます。クローラーの巡回・ユーザの使いやすさの両面から重要な役割を担います。
クローラビリティという観点では、クロールを促してインデックスを促進するXMLサイトマップのみでも十分だと言われていますが、HTMLサイトマップを設置することでユーザが目的のコンテンツにすばやくたどり着くことができるためユーザビリティの向上に役立ちます。
ページ本文
本文とは、ヘッダー・サイド・フッターなどのナビゲーションを除く、ページのメイン部分のことです。
設置場所として挙げた4つの中でも、ページの本文中に設置する内部リンクが最も重要です。
検索エンジンは、サイト共通部分よりも本文の内部リンクを重要と判断するためです。
本文内に内部リンクを設置する方法としては、テキストリンクの他に、ブログカードで設置する方法があります。
ブログカードはアイキャッチ画像があり目につきやすいため、本サイトでも頻繁に利用しています。
▼ブログカード表示例
目立つが故に本文を集中して読みたい人にとっては邪魔になることもあり、さらには、広告と表示が似ているためクリックするのを嫌煙する人もいます。
そのため、ブログカードを設置する場合は、リード文の後などの本題に入る前や、本文の最後に入れると良いでしょう。
文章中にはテキストリンクで、目立たせたい関連記事は本文の前後にブログカードで設置するなど、上手く使い分けて活用してください。
まとめ
今回はSEO対策に効果的な内部リンクについて解説しました。
内部リンクの最適化はSEO対策においてかなり重要度の高いものですが、運営者側で簡単に行えるSEO施策なので是非チェックしてみてください。
クローラーとユーザー両方のサイト内回遊率を高め、検索順位の向上を図りましょう!
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