ヒーロージャーニー【神話の法則】を使うとお客様から共感され信頼を築く事が出来ます

お客様に共感されるストーリーの作り方

どんなストーリーなら、読者の心を掴むことが出来るのか？
どんなストーリーなら、お客様から共感を得るストーリーとなるのか？とストーリーの作り方に悩んでいませんか？

共感を得るストーリーを0(ゼロ)から考えるなんて至難の技ですよね？そんな時は、ズバリ！既に効果のあるストーリーのテンプレートを利用しましょう！

今回ご紹介するテンプレートは、ヒーロージャーニー【神話の法則】です。

ヒーロージャーニーのテンプレートに従えば、あなたのストーリー　あなたの会社のストーリー　あなたの商品のストーリーを魅力的にお客様に伝えることが出来ます。そして、あなたのストーリーに共感したお客様が、強力なファンになりあなたのビジネスを応援してくれるようになります。

この記事では、ヒーロージャーニー【神話の法則】について解説をしたいと思います。

神話の法則（ヒーローズ・ジャーニー）とは

これは神話学者の『ジョセフ・キャンベル氏』が提唱した法則で、あらゆるヒット作はこの法則で物語が構成されています。

人が感動したり、共感するストーリーはどれも本質的には同じで、この法則から外れるとヒットしないとも言われることも。

スティーブン・スピルバーグ監督やジョージ・ルーカスといった超有名映画監督も用いる、人を感動し動かす普遍的な物語の法則です。

漫画では「ドラゴンボール」や「ワンピース」などにも用いられています。「千と千尋の神隠し」「風の谷のナウシカ」「ラピュタ」といった宮崎駿作品荷物われています。
意外なところでは、「桃太郎」や「浦島太郎」というおとぎ話にも使われている手法です。
最近では、「鬼滅の刃」ががっちりそれになります。

であれば、そのストーリーのテンプレートは絶対真似すべきですよね。では順を追って説明いたします。

要約します

平凡な生活をしていた主人公が、何かをきっかけとして冒険に旅立つことになります。
その道中に仲間や敵と出会います。

そして、知恵や技術を授けてくれる師匠との出会いがあり、最終的に命を懸けて対戦する戦いから生還して、報酬を手にして平凡な生活に帰るといった構成です。

先に紹介した映画や漫画で大ヒットしているものは、よく観察するとこのストーリー構成に忠実に従っていることがわかります。

ヒーロージャーニー（神話の法則）の12の構成

日常の世界

主人公は日常的な生活場面にいることから始まります。この時点では問題意識もなく、平凡な生活を送っています。

冒険への誘い

主人公に対して、冒険への誘いがやってきます。ごく普通の暮らしから、冒険をしなければならないようなきっかけがやってきます。

このきっかけは主人公に起きたできごとや第三者による影響で起きる事が多いです。

冒険の拒否

主人公は冒険に出たいとは思いません。未来に起こり得ることへの恐怖を感じて拒否します。
当然ですが、自分が望んだものではないので・・・当然です。

しかし、時が経つにつれて冒険へと巻き込まれていきます。

賢者との出会い

主人公が冒険へ出かけると、賢者との出会いがあります。賢者とはメンターや師匠となるような存在です。「ドラゴンボールではカメ仙人」「千と千尋の神隠しでは、湯婆ばではない方」がそれになります。

多くの場合は、賢者は主人公に先に進むべき知識と技術やヒントを与えてくれます。

第一関門の通過

主人公は賢者の教えから、日常生活とは違う変化を受け入れて本格的に冒険に出ることを決意します。もう後には戻れないと言う状況になったと言う状態です。

試練、仲間、敵との出会い

主人公は旅をするにつれて、多くの試練に出会います。そして、その試練を乗り越えるための仲間が増えたり、敵対する相手が現れたりします。

この経験を通して、自分の成長を感じ始めます。

最も危険な場所への接近

到底乗り越えることができない危険なシーンや場所に遭遇します。

しかし、その危険を乗り越えないことには先に進めないことを知り、強い敵と出会う前に危険な場所が現れます。

桃太郎では「鬼が島」がそれになりますね。なんてわかりやすい・・・・設定。

最大の試練

生きるか死ぬか、命がけの戦いが始まります。最大の試練で最も過酷な状況となります。まさにラスボスとの戦いです。

報酬

ラスボスに勝った後は、主人公にとって最も欲しかったものが手に入ります。報酬は、物やお金（財宝）であったり、助けたい人だったりします。

ドラゴンボールなら「神龍が出てくるシーン」です。

帰路

報酬を手に入れた主人公は元の世界への帰路につきます。
しかし、まだ逃げていたり、命の危険にさらされながら帰路につく場合もあり、次のシーンへの繋がりを作っていきます。

敵の復活

敵が復活してまた、命に危険にさらされることになります。
一旦、主人公が死んだかのような演出の後に奇跡的に復活してきます。

建物が崩れたり、残存兵が不意打ちで攻撃をしたり仕掛けてきたりするシーンです。

宝を持っての帰還

主人公が日常生活に戻ってきます。今回の物語で学んだ教訓や報酬、取り戻した人質や命などとともにストーリーはハッピーエンドに描かれます。

以上が12の構成のステップです。
なるほど！と思われた人も多いのではないでしょうか？

ヒーロージャーニー【神話の法則】の使い方

専門用語や実績などはわかる人にしかわからないケースもありますが、人はみな、ストーリーを聞いたり見たりしながら育ってきたので、ストーリーを使うことにより人々に伝えることが比較的容易に可能です。

神話の法則は12ステップもありますが、それら全部を使用しないといけないわけではありません。要所要所を利用すれば良いのですが、それらをまとめると以下のように大きく3つで構成されています。

1. 悩み抜いた上で主人公が冒険に出る
2. 失敗や挫折を繰り返しながら、仲間やメンターや敵に出会い成長していく
3. 成功して、新たな自分を発見する

ストーリー形式を取り入れる事で人々は感情移入しやすくなります。
この基本的な構成を理解して、日常生活で使用する文章の中にもヒーロージャーニー【神話の法則】を取り入れていきましょう。

ざっくりとしたサンプルです

1.日常
サラリーマンとして頑張っている日々
2.冒険
脱サラしてホームページ会社を設立
3.拒否
ところが、軌道に乗らずにアルバイトを掛け持ちしながら耐える日々
4.出会い
偶然、同じような境遇の方の成功談を聞き自分もそれを真似る
5.第一関門の通過
少し軌道に乗ったのでアルバイトを辞めて本業に1本に絞り日々営業する
6.仲間との出会い
楽天ビジネスに出店して一気に受注拡大、今まで親交のあった人に声をかけスタッフを増やす
7.挫折
高度な知識が必要となるとみんな経験が無いので、対応が出来ない案件が出て来て自信喪失
8.ハイスペックな仲間との出会い
偶然お客さんのところにいたハイスペックな人との出会いで形勢逆転
9.報酬
お客様が楽天市場でショップ・オブ・ザ・イヤーを獲得
自身もビジネスの成果を楽天ビジネスで表彰される。
10.帰路
会社を法人化してスタッフを増やす
11.復活
スタッフ育成に失敗し、スタッフの大量流失が始まり、それを補うために多額の負債を重ねる
12.帰還
残存スタッフの底力とマーケティング知識のアップデートに投資して業態を変えつつ進化中

そんな感じのストーリーが出来ます。

ちなみに、これは私はざっくりとしたストーリーです。
なんとなく、共感できそうではないですか？
もっと肉付けすれば、それらしくなりますよね。

さらに着色すれば？？自伝も出来そうです。そして・・映画化・・・・・、、、、、。なんて・・・・wwww

まとめ

商品の価値、自分の価値、会社の価値に共感して感情移入してもらえれば、顧客獲得に繋がります。

そのためにはヒーロージャーニー【神話の法則】を正しく理解して見込み客に提供してすることが有効的なのです。

ここまで、ヒーロージャーニー【神話の法則】について説明をしてきましたが、自社でも取り入れたいけど今一つし作りと来ないという場合は、お気軽にエクセレントまでご相談ください。

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