リール動画300万回再生を実現した投稿がバズるまでの経過を解説します

この記事では300万回再生されたからこそ分かるInstagramから公式からは紹介されていないコツや、リール動画が300万回再生されると何が起こるのかを実際の経験談をふまえて解説したいと思います。

ちなみに、Instagramから公式に紹介されているリールの再生回数を伸ばすための方法については別の記事で解説していますので、そちらでご確認をお願いします。

▼該当記事

▼実際に300万回再生を突破したリール動画


リール動画は突然再生回数が伸びる

リールは2週間後から伸びる

伸びる要素を持っている動画は投稿して初速から伸び始めます。

旬な情報や、もともと認知されいるアカウントについては、投稿直後から伸びるというのもありますが、通常のアカウントでは、再生回数は2週間後から伸び始めるのが通常です。

300万回再生した投稿の時は、1,000回再生までは、通常のリール動画と同じような推移でしたが、1週間経過して3,000回再生しました。その頃から再生回数の増加が止まらなくなりました。

1日に5,000回再生 → 10,000回再生 → 30,000回再生 → 50,000回再生 → 100,000回再生 → 300,000回再生 それぐらいの単位で伸び続けました。

感覚としては、リーチ数は投稿から4週間後がピークのような気がします。

なぜ、ジワジワとバズるのか?

これは私の持っている技術では、検証は出来ないのですが、再生数が伸びたリールに「いいね」をしてくれた人のアカウントをチェックしてみて分かったのですが、これまでは「野球・ソフトボール関係」の人しか「いいね」はくれなかったのですが、別のジャンルの方が「いいね」をしてくれて、その方のホーム画面(フィード、タイムライン)に今回の動画が掲載されたのがきっかけだと思われます。

さらに!Instagramの独自のアルゴリズムでその方と同じような趣向の方のホーム画面(フィード、タイムライン)や「発見」に今回の動画が掲載されたものと思われます。

その繰り返しがジワジワと起きる事で再生回数が伸びます。したがってバズるまでは2週間程度が必要なのかなと思います。

いいねがカギ

まず、いいねが増えて、「ホーム」→「おすすめ」に表示されたと思われます。

確かに通常よりいいねを獲得するペースは速かったです。この時は特にストーリーズに積極的に投稿しているわけではなく、コメントをガンガンしている状態ではなかったのでエンゲージメントが高まっている状態でもなかったです。

したがって初期のリーチ数増加の要因は「いいね」の獲得がカギだと思います。いいねが少しずつ増えて行って・・・・「おすすめ」×「発見」×「リール」に表示されたのだと思います。

通常時は100から200の「いいね」の獲得をするアカウントで、再正回数が5,000回から10,000回再生なので、だいたい、いいねの数の「50倍」が再生回数の目安のアカウントでしたが、300万回再生の動画は10,000「いいね」の獲得で「250倍」でした。いいねが増えるたびに、「掛け率」が上がって行き、リーチ数が増え、再生回数が増えるアルゴリズムのようです。

投稿後のコメントがカギ

今回、バズる前に少し気になる事が・・・・それはコメントの数とタイミングです。

通常であれば、投稿直後に1つか2つのコメントを頂くだけなのですが、、、、。
この動画もそのピッチだったのですが、、、数日経過してから数件のコメントが立て続けに入ってきました。ここまでは偶然だと思います。

それに返信したり、リアクションしていたら、、、、、ですね。

ドンドンコメントが入って来て・・・・再生数が伸び始め、ドンドンコメントが入って来て、、、、ちょっと管理が大変になったのでコメントは途中でクローズにしましたが・・・・。

このコメントの数でもそうですが、コメントが来るタイミングと返信するユーザーとの接触回数かポイントだったかなと思います。ただ単に多いというのではなく、「適度の間隔で継続的にあった」というのがカギだったような気もします。

サムネイルがカギ

個人的な感覚で、何のデータも無いのですが、サムネイルで人物が大きめに表示されている事と、その動画のタイトルが大きな文字で記載されていて、何の動画なのかがイメージ出来るほうがクリック率も上がります。

このクリック率が高いとInstagramのアルゴリズムがその動画を評価して、ドンドン「発見」などに表示してくれます。

また、横長動画より、縦長動画の方が再生回数が伸びます。
横長動画で面白い動画であっても、面白くない縦長動画には勝てないのではないでしょうか。

そして、最後に・・・。サムネイルで何の動画なのか?とわかりやすく誘導するのが大事なのかなと思います。

保存数がカギ

1週間で10,000回再生された場合の保存数は3件~5件ですが、再生数が伸び始めたのは保存数が10件~20件のタイミングです。

そして、バズり始めたのは30件から50件の間でした。

フォロワー数が1,200人~1,500人の頃ですので割合で言うと、3%~4%の保存率でパズるという事になります。

100万回再生されるころには保存数は 600件 でした。200万回再生されるころには保存数は 1,200件 でした。保存数がバズる要素として大きな要素であることは間違いないですね。

編集がウケた

リール動画がおすすめに掲載される基準として「10代や20代に向けた内容にする」というものがあります。また、ポップなサウンドの流行っているBGMを選び、7秒程度でまとめたのもバズった要因だと推測されます。

リール動画を300万回再生すると何が起きるのか

  • どこかで晒されているのか気になる
  • 一生懸命探すけど、そんな目立った要因はない
  • フォロワーが1週間で400人増えた
  • フォロワーが1ヶ月で700人増えた
  • フォローバックするかどうか考えなくなった
  • いいねが止まらない
  • アカウント内の他の投稿の閲覧数も増えた
  • タイムラインで自分の投稿が出て来るようになる
  • ピークが過ぎても1日1万回されている
  • ほかの動画にコメントしてくれる常連さんか出来た

そのような変化がありました。
もともと、ビジネスで利用しているアカウントではないので問い合わせが増えるとか売上が上がるという事は無いのですが、コメントやメッセージを頂ける方が増えて、エンゲージメントがかなり上がったのかなと思います。

ビジネス利用で投稿する限界も感じた

ビジネス色の強い「認知目的」のインスタリールの再生回数は、10,000回が限界なのかなと思います。30,000回以上の再生数の方は神の領域の方々ですね。

理由

ビジネスにおいて「認知」して頂けるようにネタを発信して行くことに利用していける媒体だと理解して取組み始めましたが、Instagramの絶対的な利用方法は「隙間時間の暇つぶし」ですので、向学心溢れる方が積極的に利用する媒体ではありません。

その為に、あなたのビジネス系の本気の投稿を見たいという方はインスタグラムにはまだまだ少なく、今回は私が300万回再生を達成した娯楽や趣味系の動画とは市場が違い、ユーザーの絶対数が足りません。

したがいまして、どのジャンルも均等に100万回再生のチャンスがあるかというそうでは無いと思われます。

まとめ

今回はリール動画で300万回再生するためのインスタグラムから発表されていない考え方について私の推測をお伝えさせて頂きました。

低コストでプロモーションが可能なので積極的に取り組むことが出来るInstagramのリール動画。
基本的な考え方を理解できていれば、効率的に集客が出来るようになります。

▼リール動画 まとめ記事

このホームページで掲載している記事でリール動画について記載している記事をまとめてみました。リール動画はフォロワー獲得の大事な第一歩のツールですのでしっかりと研修して取り組んでください。

しかし、Instagramは自分では手に負えないなと思ったら、当社でもInstagramのサポートや運用代行をしておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。

Instagramは日本で人口の4分の1が利用しています

何気なくInstagramを閲覧していて商品やサービスの存在を知ってGoogleで検索する。
Instagramで商品やサービスを検索した後にその詳細を知るためにGoogleで検索する。

日常生活でInstagramを利用して情報を収集するのが当たり前の時代となりました。

その昔、、、、お客様から「ホームぺージないのですか?」「スマホ用のページはないのですか?」と言われて制作に取り掛かっていた時代がありました。

まさに今が・・・・「Instagramのアカウントないのですか?」と言われて制作に取り掛からなければならない時代です。

こうしている間にライバルたちは既にInstagramでビジネスを拡大しています。
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    2022年8月 初稿
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    筒井 章年

    Web制作歴25年。1,000サイト以上のWeb集客のサポート経験を持つ。 その経験で得た知識や経験でWeb集客の立案やコンサルティングを担当しています。集客問題を解決できるノウハウをわかりやすくご紹介いたします!

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