私、小学生女子ソフトボールチームの監督をしています。
そのソフトボールチームが実は、岡山県予選を勝ち上がり、夏に行われる全国大会に出場することになりました。
ありがとうございます。
その全国大会ですが、、やはりお金が必要です。
甲子園に行きますよとか、インターハイに行きますよとかであれば、学校や協会や卒業生が支援してくれるのでスイスイと資金が集まるのですが、小学生クラブチームのカテゴリーはそういうバックアップが無いので資金集めが難しいのが実情です。
夏の家族旅行!!と割り切ってドーーンと奮発出来る家庭もあれば、大家族なので、そんなことは出来ない家庭もあります。
しかも、今年は静岡で開催されるので、1チームで考えたら、移動費や宿泊などの旅費の合計は100万円以上かかります。
普段、グランドの利用料は無料。使用するボールは検定落ちの安いボール。打撃練習は新聞紙をガムテープを巻いて作ったオリジナルボールを使用。などを筆頭に貧乏ネタ満載のクラブチームにとってはなかなかの金額です。
したがって、チーム内で寄付金集めを頑張る方針を取りました。今回、私が担当したのはクラウドファンディングです。
利用させて頂いたのは「CAMPFIRE」
CAMPFIRE は、あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししてきた国内最大級のクラウドファンディングです。
これまでに10万件以上のプロジェクトが立ち上がり、1,300万人以上の人から990億円以上の支援が生まれました。
プロジェクトオーナーはCAMPFIRE にプロジェクトを掲載することで、支援という形で資金を集めることができ、支援者はプロジェクトへ支援することで、モノや体験などのリターンを得ることができます。
※国内クラウドファンディング年間支援成立件数(自社調べ)
そこで私がページ作りや、運用初期の段階ではありますが、全国大会向けの寄付金集めのためのクラウドファンディングを成功させるために学習した内容について徒然とお知らせします。。。
クラウドファンディングを成功させるためのコツ
ターゲットを明確にする
誰に向けたプロジェクトなのか、明確に設定する必要がある。
子育て世代、地元愛の強い人、スポーツ応援が好きな人など、具体的なターゲットに向けた言葉とビジュアルを設計することが大切です。
私の場合は、スポーツ応援が好きな方向けに発信しました。
「なぜこのプロジェクトをやるのか」を伝える
人は「モノ」ではなく「想い」に共感して支援します。経験や情熱、なぜやるのかというストーリーを自分の言葉で伝える。
AIを使っても良いですが、プロンプトを上手に使えなければ、なかなか熱い思いを伝えられる文章にはなりません。熱いなと思っても、、、、なんだか、、、おかしい、、、、そんな文章になります。AI任せではなく、自分の中で熱いものを秘めて文章作りをしましょう。
ビジュアルと動画は必須
リアルな写真や動画は信頼感を生みます。練習風景、選手の表情、本人の声などを使って、熱量を可視化するのが大事です。
私の場合は、大会間近の写真はありましたが、「練習風景」が無かった、、致命的でした。
苦労したとか、努力したとか熱く語っていますが、その画像が無いので、熱量が届きにくいかな、、、、。そんな出来栄えとなりました。
タイトルとアイキャッチで注目を集める
「誰向けに」「何を」「どんなメリットがあるか」を明確に伝えるタイトルが重要です。
これはAIに任せるのが断然良かったですね。自分の発想力はしょぼすぎたので助かりました。
リターン(支援のお礼)は魅力的かつ分かりやすく
商品だけでなく、限定イベントや名前入りグッズ、試合後の報告会など“応援の証”になるリターンを用意すると効果的だと思います。
多くの場合はオリジナルマフラータオルを設定してますが、全国大会後に配布予定ですので、大会結果を詳細に書き出したものは絶対にあったほうが良いですね。
うちの場合は、動画制作を予定しています。
事前準備とローンチ初動が命
初日に支援が集中すると、クラファンサイト内でも目立ちやすくなります。事前にSNS・LINEなどで「支援予約」を募っておきましょう。とクラファン側に記載されていたのですが、開始を焦ってしまい、忠告を無視して見切り発車してしまったのでなかなかの苦戦となりました。
ビジネスと一緒です。販売前のローンチが大事です。
そんなこんなでもっている素材をふんだんに活用して出来たのがこのページです。
▲今回のプロジェクトのページがこちら

実は「集客数=PV自体」が足りていない
実情
一日のアクセス数は、100~200PVです。
4,000フォロワーいるチームのInstagramを運用しているので、そこからの流入を狙っていますが、、、、一日のアクセス数は、100~200PVです。
厳しいですね。というのも、、、
一般的な支援率(CVR)の目安
- 1〜3%:普通
- 5%以上:優秀
- 10%以上:ファンビジネス級(超共感型)
仮に1日100PVで計算すると…
- 支援率2%と仮定 ⇒ 1日2件
- 平均支援単価が3,000円 ⇒ 1日6,000円
- 30日キャンペーンで ⇒ 18万円前後
つまり、目標金額が350万円あるこの回のプロジェクトでは、このPV数では物理的に届きません。トホホホホ、、、、
まとめ
クラファンがうまくいかない原因は「内容が悪い」だけではなく、「届いていない」ことが大半です。支援の理由を設計し、届ける手段を強化する。そこに注力することで、応援が広がるプロジェクトになります。
届いていない問題をまずは解決しないと、今回のプロジェクトはうまく行かない、、、、、、。
そんな状態ですね。。。
▲今回のプロジェクトのページがこちら

また、プロジェクトの内容を改善をして続報がかけるのであれば、続報でお知らせします。ww