今年になって私は本格的にブログで集客に挑戦しています。
ブログってほんとに、運営するのは面倒なのですが、一度ツボに入ると面白いほど集客することが出来るので絶対にやるべき集客対策です。そのブログは毎日書くのはネタ的にほんとにしんどいですし、何を書いて良いのか分からない時がありますが、そんな時にお薦めなのが「時事ネタ」です。
時事ネタは、アクセスが短期的にドカッと流入します。
ということで、時事ネタでブログを展開します。
大塚家具が消滅するんですね
ヤマダホールディングスは14日、完全子会社のヤマダデンキ(群馬県高崎市)が同じく完全子会社の大塚家具(東京)を吸収合併すると発表した。
創業者の大塚勝久氏と娘の久美子氏が経営方針を巡って対立して、2015年の株主総会で代表に就任した大塚久美子でしたが、4年連続の赤字決算での業績不振の責任を取る形で20年に社長を辞任していました。
そもそも、大塚久美子氏は、一流大学→一流銀行→コンサル会社設立と経営者としては経歴は申し分がなくバツチリで、業績改善を期待されました。
そして、美子氏は業績不振の原因を
と仮定して経営改革を推し進めたのですが、これがさらなる業績不振の原因となり、更にコロナウイルスの拡大で生活様式も変わり自力での再生を断念せざるを得ない状況になりました。
結果的に久美子氏は業績不振の原因を見誤ったという形になりました。
ターゲットの変更は細心の注意を
ただ、このケースは大塚家具だけに限らず、全ての企業に起こりうる事ですので、それを回避するために日々段取りしておかなければなりません。
今回のケースで学べる事として「ターゲットの変更」はリスクが高いということ。
単純に新規事業を行う事と同じとなりますので、立ち上がるまで物凄いパワーと時間が必要です。大塚家具の場合は大企業であり、お一人様起業での身軽さとは訳が違います。
その時間とコストのペース配分は予測することが難しく、そこが読めないからこそビジネスが難しいのでありますが、それを読み切れなかったのが立て直し失敗の原因だと思います。
予測していない事が起きる
そして決定的なダメージを与えたのが、誰もが予想出来なかったコロナウイルスの感染拡大による生活様式の変化。
これは読み切れない。無理です。
上手く行かないときは、こんな感じになってしまいます。
経営的に弱っているときに、予測していない事が突然起きて、決定的なダメージを与えられて窮地に追い込まれる。
私も日々、資金調達の不安に包まれつつ、おどおどと経営をしています。
しかし、泣かず、飛ばずですが25年間頑張っています。
この25年間、私は常に予測していない事が突然起きても大丈夫のように、「キャッシュ」を捻出出来る段取りを整えています。赤字になっても、黒字であっても、常にキャッシュの捻出可能額を考えて経営しています。
キャッシュがあれば、何年連続赤字でも倒産しない
という鉄の掟を肝に銘じて日々経営しております。
大塚家具の倒産と私の経営学が何かの参考になれば幸いです。